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2008年10月13日の1件の記事

2008年10月13日 (月)

新昌鶴城山城(신창학성산성)~真の任存城と思ったら・・・

忠清南道牙山市 新昌鶴城山城を訪ねる。
標高183mの低い山の頂上、約500mを石築の城壁で囲んだ山城である。牙山市文化財資料244号に指定されている。

百済復興運動の拠点であった任存城は、先に訪ねた禮山郡の鳳首山城ではなく、鶴城山城であるとの説(徐正錫著「百済의城郭」)を人から教えてもらい、早速見に行ってきた。う~ん、これが百済末の有名な城かぁ。さすがに堅固な城壁だ、などと思って見てきたのだが・・・。
しかし勘違い!名前は同じ鶴城山城だけど、場所が全然違ったがまん顔
帰宅してから上掲書をちゃんと読み返してみたら、忠清南道洪城郡長谷面とある。禮山郡の鳳首山城にずっと近い。

う~、鶴城山城違いか泣き顔

しかし勘違いとは言え、これはこれで中々立派な城で見応えがあった。

牙山市は天安市の西隣で、温陽温泉が有名なところ。温陽温泉駅前の観光案内所で地図をもらって、タクシーで20分くらい西に向かったところに鶴城山はあった。今は木が鬱蒼と茂っているが、タクシーの運転手さんが子供の頃、40~50年前にはほとんど木は無く、麓から城壁がよく見えたという。

登山道を20分も登ると、もう山頂である。整備工事中だから云々・・・と観光案内所で聞いていたが、ゲッ!作りたての真っ白な城壁が完成しつつある状態だ!
2007_1020_110054aa_800
元のままに放っておいてくれれば良いものを・・・と思いつつ、元の城壁が残っている筈の南東方向に城壁を回り込んで行くと、あった!古い城壁が数10mも残っていた。それもかなり緻密で堅固な城壁だ。
高さは6mというが、もっと高く見えた。長方形の切石が僅かな傾斜を付けて緻密に積み上げられている。城壁のあちこちから木がニョキッと突き出して伸びているがびくともしないようである。
2007_1020_111906aa_800 
土器や瓦片がたくさん落ちていたが、いつの時代の山城なのかはっきりしていない模様。解説板によると、「高麗の初め、盗賊の被害が激しく、収穫した食料をここに保管するために築城した」との言い伝えがあるとのことである。

しかし、盗賊の難を避けるため、と言うには立派過ぎる城壁だと思った。

いつのものだろうか。
2007年10月20日踏査

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